神経症は心因性の精神障害の一つで、疾患等の原因がなく心身異常が起きる病気のことです。多くは周囲の環境に対応できず、不安感から精神バランスが崩れることにより起きます。
症状により、いくつかの種類があります。最近では不安障害として強迫性障害、全般性不安障害、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害などに分けることもあります。
【1】強迫神経症
「家の鍵をかけたか?」「コンロの火を止めたか?」などささいな考えが頭から離れない症状です。
【2】不安神経症
過剰な不安感により、動悸や息苦しさ、手足のしびれなどの症状が見られる。
【3】恐怖症
高所恐怖症、先端恐怖症、閉所恐怖症、対人恐怖症など、通常他の人があまり気にしないものを異常に怖がる症状です。